成長し、
変わり続けるために。
ゆめみは2000年の創業から、モバイル・インターネットの可能性を実現するリーディングカンパニーとして成長を続け、小売流通・飲食業においてはO2O、オムニチャネルの領域で世界最大規模のWebサービスを手掛けるなど、大きな功績を残しました。また、常に新しいメソッド・テクノロジーを吸収することで、提供できるサービスの幅を広げ、顧客企業との取り組みも多様なものになっています。
そして創業から20年を迎えた2020年。日本の既存産業のデジタル化、IT業界の構造変革といった新たな領域へのチャレンジを始めました。そこで、次のステージへ進むゆめみの新しい姿を映し出すべくリブランディングプロジェクトを立ち上げ、未来に向けた指針となるコーポレートロゴを開発しました。
変化し続ける、ゆめみの輪郭。
成長環境プラットフォーム(GROW with YUMEMI)というキーワードのもと、ゆめみの持つ魅力とも言える4つの成長因子を抽出。
このゆめみの成長因子は常に創造的対話が生まれる起点となり、各々の再解釈とともにアップデートし続けます。
-
多面的有機体
ゆめみは、成長し続けるメンバーの個性や才能が融合することで常に変化し、「ゆめみといえば」と言った固定概念やレッテルから解放されています。
-
ワークフルライフ
ゆめみは「仕事」という固定された枠を持たず、やってみたいことやワクワクすることを働くことと繋げて、 常に仕事を好きなカタチに拡張させます。
-
共創パートナーBnB2C
ゆめみは、クライアントとともに社会に寄り添い、未来を開発しています。ただニーズに応えたアプリやシステムを作るのではなく、人の暮らしや社会の成長を共創します。
-
互いに学び合う場
ゆめみは、メンバーやクライアント、関わる人が互いに教えあい学び合う成長プラットフォームとして、100年先の社会の成長を目指します。
シンボルは、形状と大きさの等しい3つの羽が旋回するように集合することで、逆三角形型を形成します。3つの羽は進化を表すものであり、「私」「YUMEMI」「共創パートナー」の「在り方」でもあります。羽の軸は直線ですが、端部に曲線を用いることでのびのびとした印象を生み出しています。
ロゴタイプ(文字)には、シンボルの羽の形状を用いてロゴ全体としての統一感も高めています。特に「Y」と「E」には羽の形状が特徴的に現れ、その他の文字にも有機的な曲線を入れることで、ロゴタイプのみでも軽やかで柔らかい印象を与えています。
また、使用する人や状況によって色や形状が変化するダイナミックアイデンティティでありながら、静止した状態でも運動性をはらんだロゴを目指しました。
「常に変化し続ける、ゆめみの輪郭」というコンセプトは、カラーにも体現されています。通常は厳密に定義するコーポレートロゴのカラーを、状況や環境に応じて12色相に変化するグラデーション展開で、ゆめみのもつ多面性を表現します。
12色相のカラー変化を確認できます
このリブランディングプロジェクトは、CIコンサルティングとしてDONGURI、ロゴデザインはSTUDYが担当。社内全体を巻き込んだオンラインワークショップでは「ゆめみの成長因子」について対話を繰り返し、ゆめみらしい変化を続けるという状態が、固定されない可変的なダイナミック・アイデンティティとして体現されました。