試作品
インターネットにつながるボタンで、シンプルなはずのタスクを本当にシンプルに。
このボタンは、インターネットにつながるボタンです。押されるとクラウドに、押されたことを知らせます。ボタンやクラウドをカスタマイズすることで、タクシーを呼ぶことも、集荷を依頼することも、トイレットペーパーを注文することも――つまり、ボタンを押すだけで始められることで、インターネットでできることなら、何でもできます。
このボタンは、ベンダーに限らず、プロフェッショナルであるとアマチュアであるとを問わず、モバイルアプリケーションを作れるような人ならボタンをカスタマイズすることができ、ウェブアプリケーションを作れるような人ならクラウドをカスタマイズすることができる、組み立て済みのIoTデバイスです。
アクション |
押す ※ファームウェアのカスタマイズにより変えることができます。 |
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フィードバック |
緑の点滅: 接続中 緑の点灯: 送信中 青の点滅: 成功 赤の点滅: 失敗 橙の点滅: 設定待ち ※フルカラーLEDを備えています。 ※ファームウェアのカスタマイズにより変えることができます。 |
接続 |
Wi-Fi ※802.11b/g/n、2.4GHz帯に限ります。 HTTP ※ESP-WROOM-02を用いています。 ※アクセスポイントモードで起動することにより、一時的に、ウェブブラウザでボタンを設定することができるようになります。 |
外形寸法 |
約68(W)×82(D)×42(H)mm |
質量 |
約57g ※電池を含みません。 |
電源 |
単3形アルカリ乾電池×2本 ※低消費電力のファームウェアで4000回程度、低遅延のファームウェアで12時間程度、動作します。 |
このボタンは試作品です。市販の予定は、ありません。
2016年6月11日に京都大学で開催された「超交流会2016」に参加し、原理試作品を展示しました。当日も後日も、スマートボタンに限らず様々なトピックに関して様々な方とお話をさせて頂きました。誠にありがとうございました。
2017年6月14日に大阪産業創造館で開催された「センサ/IoT技術展2017」に参加し、本品を展示しました。当日は大変多くの方とお話をさせて頂きました。誠にありがとうございました。
このボタンの製品企画、仕様策定、回路設計、プリント基板設計、樹脂筐体設計、ファームウェア開発及びクラウド開発等を行った株式会社ゆめみ京都オフィスは通常、スマートフォンとPCのための高付加価値なサービスに係るサービス企画、クラウド開発及びアプリケーション開発を業務としています。
このボタンは、メンバーの学習と研究を支援する全社の制度に基づき、特に2015年頃重要と考えられるようになった、スマートデバイスの開発を含むケースに関する研究の一環として、メンバーが学習するところから始めて、実用できるものを試作するに至ったものです。
回路設計ではKiCadとLTspice XVIIを、プリント基板設計ではKiCadを、樹脂筐体設計ではFusion 360を、ファームウェア開発ではArduino IDEを使うなどしました。