株式会社ゆめみ(本社:京都府京都市、代表取締役:片岡俊行、以下「ゆめみ」)の自社プロダクト「Enta NFT」が、「2023年グッドデザイン賞」を受賞しました。
株式会社ゆめみでWeb3/NFT事業を推進するアートチームが企画・開発したプロダクトした「Enta NFT(エンタ・エヌエフティ)」が本年度のグッドデザイン賞2023に受賞しました。本プロダクトの特徴として、本来NFTを受け取る際に必要なデジタルウォレットのダウンロードが不要で、QRコードを読み込むだけでNFTを受け取ることができます。
昨今、多くのイベントで活用されている、イベント参加を証明する「POAP(ポープ)」(Proof of Attendance Protocol)は、これまで特定のウォレットアプリをダウンロードしたり、複雑な手続きを踏んだりしてNFTを受け取る必要がありましたが、本システムではメールアドレスやソーシャルログインだけで手軽に受け取ることができます。
【受賞ページ】
https://www.g-mark.org/gallery/winners/17651
■審査委員による評価コメント
NFTの取得においてハードルになる暗号資産取引所での口座開設やデジタルウォレットアプリの導入をQRコードで簡易化することで、NFTによる唯一性や耐改ざん性に優れたチケッティングや会員権サービスなどを簡易に実現することができ、新しいコミュニケーションの可能性を提示するサービスデザインが評価された。
■Enta NFTのユースケース
ゆめみは昨年実施された、屋外型国際フォトフェスティバル「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2022」にて、EntaNFTを活用したスタンプラリーシステムを展開して、「T3×大丸東京店」コラボNFTの限定配布に技術協力しました。本年の「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2023」においても導入と協力を行なっていきます
■T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2023とは
2017年の開始から今回で5回目を迎える「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」は、世界的にも珍しい大都市の中心で開催される「屋外型国際写真」です。
本年度のテーマは「LINK UP!」です。「古いものと新しいもの」や「リアルとオンライン」が混在した現代。言い換えるとそれは「時間」と「距離」という座標軸において、そのグラデーションが最も豊かな時代に生きていると言えます。「LINK UP!」は、その座標軸の中で、今まで想像もしなかった点と点を結ぶことにより、その豊かさを楽しためのキーワードです。
会期 : 2023年10月7日(土)~29日(日)
会場 : 東京駅東側エリア(八重洲・日本橋・京橋)
入場 : 無料
主催 : 一般社団法人TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY
主管 : 株式会社シー・エム・エス
企画 : T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO実行委員会
https://t3photo.tokyo/
<グッドデザイン賞とは>
グッドデザイン賞は、デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動です。1957年の開始以来、シンボルマークの「Gマーク」とともに広く親しまれてきました。
グッドデザイン賞は、製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものごとに贈られます。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰しています。
さらに、複雑化する社会において、課題の解決や新たなテーマの発見にデザインが必要とされ、デザインへの期待が高まっています。グッドデザイン賞は、審査と多様なプロモーションを通じて、デザインに可能性を見出す人びとを支援し、デザインにできること・デザインが生かされる領域を広げ、私たちひとりひとりが豊かに、創造的に生きられる社会をめざしています。
◆メンバー
プロダクトデザイナー
田中 翼
株式会社ゆめみ 取締役(デザイン担当) / シニア・プロダクトデザイナー
大学でプロダクトデザインを学び、ポートランドのデザインファームzibaの東京オフィスにてインダストリアルデザイン・UX・UI・デザイン・リサーチに従事。以降は、スタートアップや事業会社にて、サービスデザイン、プロダクトデザイン、組織デザインに取り組み、現在は株式会社ゆめみにてサービスデザインを軸に、社内の取り組みや事業会社の組織デザインやプロダクト支援に従事。
X ID:@guri_283
デザインエンジニア
飯泉一馬
東京大学生産技術研究所研究実習生
宇都宮大学大学院在学
UIデザイナー
原賀美空
株式会社ゆめみ UIデザイナー
大学在学中は、UX・UIデザイン、コミュニケーションデザイン、そしてグラフィックデザインなどのデザインスキルを大学で学ぶ傍ら、地域団体と共にまちづくりに取り組むなど、学内外問わず幅広い活動を行う。その後、2023年4月に株式会社ゆめみに入社し、新規事業のUIデザインやインターンシップの運営などに関わる。
X ID:@gaga_haraga
プロジェクト・マネージャー
坂本忠昭
株式会社ゆめみ プロジェクトマネージャー / ArtTech Engineer
プロジェクトの企画からデザイン・ディレクション・システム構築・アプリ開発・運用管理までを担い、インドネシアでのスタートアップCTOや地方でのIT教育事業の立ち上げなどを経る。現在は株式会社ゆめみにて、大手サービスの開発プロジェクト管理やプロダクト開発支援、Web3事業の推進やアート×IT技術の推進を行う。
サービスデザイナー
吉田理穂
Transform Art Lab 主宰/株式会社ゆめみ 取締役(アート組織担当)/サービスデザイナー。日大芸術学部卒業後、出版社でのコンテンツPR、広告代理店を経て、外資系スタートアップの東京オフィスを支援したのち、2017年、アプリ開発を行う株式会社ゆめみに入社。仮想通貨取引アプリ、がん患者専用SNS、弱視体験VRなど、多岐にわたる新規事業開発支援を行う。2022年、「Transform Art Lab(トランスフォーム・アートラボ)」設立。
X ID:@Rio_YSD_
■NFTとは
「Non-Fungible Token(ノン-ファンジブル トークン)」の頭文字を取ったもので、日本語に訳すと「非代替性トークン」。デジタルデータに対して唯一性を付与することができるイーサリアムなどの暗号資産を成立させている電子帳簿技術。あらかじめ契約や取り引きのルールを規定しておくことで管理者を不要にする「スマート・コントラクト(自動契約システム)」や、巨大IT企業などによる中央集権型管理から解放する「分散型アプリケーション DApps」を実現するなど、インターネットのプラットフォームの民主化、透明化に役立つと期待されています。さらに、ブロックチェーンデータ会社のChainalysis社の最新レポートによると、2021年のNFTの取引総額は409億ドル(約4兆7100億円)として、さらなる市場拡大が見込まれています。
【株式会社ゆめみについて】
2000年の創業以来、これまで600社以上の企業と共に全世界6,000万MAUに達するWebアプリケーションやスマートフォンサービスを企画開発してきたDX・内製化支援におけるリーディングカンパニーです。サービス企画からデザイン・開発・運用と全てをマルチスティック(幅広い顧客部門に伴走可能)に動き、日本のデジタル部として顧客組織のアジリティを向上させることをミッションにゆめみ自身も日々成長しています。また、圧倒的な成長環境を重視しており、全員CEO、有給取り放題、給与自己決定、勉強し放題、フルリモし放題、副業し放題などのユニークな制度があります。私達の最終的なミッションとしては法人企業の内製化を実現してコア業務におけるアウトソーシングの時代を終わらせることを目指しています。
【会社概要】
会社名:株式会社ゆめみ
資本金:1億円
設立: 2000年1月
代表者: 代表取締役 片岡俊行
東京本社:東京都世田谷区三軒茶屋2-11-23 サンタワーズB棟8階
京都本社:京都府京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620番地 COCON烏丸4階
従業員数:375名(2023年8月時点)
主な事業内容:
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ゆめみ 広報:妹尾(せのお)
TEL:03-5432-5801 E-mail:pr@yumemi.co.jp
問い合わせフォーム:https://www.yumemi.co.jp/contacts
※リモートワークにつきメールまたは問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです。