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東芝|生活習慣病リスク予測AIを活用したソリューション開発用モックアップを構築

様々な分野でAIならびにビックデータ解析技術によって、次々とイノベーションを生み出してきた東芝グループ。中でも健康分野では、国内外の研究協力機関やヘルスケア産業界などとの共同開発や連携により、糖尿病や高血圧症などの生活習慣病リスクを予測するAIを実現。個々人の健康管理はもちろん、健康経営推進に取り組む企業や自治体、各種団体などから注目を集めています。

それら多様なニーズに応えるソリューション開発の早期着手に向け、このたびゆめみでは同AIを活用したソリューション開発用のモックアップ制作を担当。受注後わずか2カ月間で、AI予測によるさまざまな結果表示が想起できるWebアプリケーションの構築を実現しました。

 

<クライアント>

株式会社東芝
東芝デジタルソリューションズ株式会社

 

<プロジェクト詳細>

このたび東芝ならびに東芝デジタルソリューションズによって開発された「生活習慣病リスク予測AI」は、1年分の健康診断結果を入力すると5年先までの生活習慣病の発症リスクを高精度に予測することができます。
そして、医療機関やヘルスケア企業とのコラボレーションを目的にAI技術をさらに付加価値あるプロダクトやサービスに変換させるソリューション開発の段階に入り、目視できるアウトプットとしてのモックアップ制作が望まれました。

条件は、実際の操作やデモンストレーションが可能なプロトタイプであり、なおかつ限られた予算と期間内で完成させることを受けてゆめみでは、Webアプリケーションで構築することを即時に提案。東芝チームとの密なコミュニケーションと、社内に各分野に精通した開発エンジニアとUX/UI設計に長けたデザイナーを有し、それら協議の場に同席できることで叶った効率的な試行錯誤により、スピード感ある制作進行を実現しました。

 

アプリケーションの主要機能

1.現状および疾病リスク予測結果の表示

健康スコア表示(検討中):健康診断の結果をもとに現在の健康度数を採点すると同時に、現状における各疾病のリスク予測を表示

 

2.疾病ごとの将来予測ページ

生活改善スライダー:このままの生活を続けた結果と生活習慣を改善した場合を比較し、将来における各疾病リスクの変化をグラフやスライダーで明示化

1,2をはじめ、すべてのインターフェイスデザインにおいては生活習慣病を意識するミドル層が理解・操作しやすく、また今後のスマートフォンアプリ展開なども想定し、シンプルかつメリハリのある画面設計やわかりやすい記載、見やすいフォントなど、ユーザビリティを徹底的に考慮しました

3.健康診断情報入力ページ

健康診断結果の入力フォーム:デモンストレーションで適宜活用できるよう、つくり込みすぎない可変性の高い静的ページを作成

4.その他静的ページやアニメーションなど

関連因子の説明なども前項同様、静的ページにする一方、AIの予測結果判定までの待機時間を生かしたアニメーションを制作

 

<サービス分類>
・UX/UI設計
・デザイン制作
・アニメーション制作
・Webアプリケーション開発

 

<ソリューション>
プラットフォーム:PCタブレット、Google Chrome
開発言語:Vue.js
デザインツール:Adobe XD

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