■背景
社会においてDX化は急務であり、Web3やNFT、DAO、ChatGPTなどの進化するテクノロジーを活用した社会実装が急速に進んでいます。これらのテクノロジーは、新しいデジタル環境で確実に実現され、今後の生活者の価値観や行動にも大きな影響を与えています。さらに、先端テクノロジーは、これまでの価値を変換する役割も果たしつつ、NFTを活用したDAOの生成やWeb3やメタバースでの新たな経済圏などが現れはじめています。
■「TransformArt」とは?
ゆめみとアーティスト達とのプロジェクト・コラボレーション型のマーケットプレイスです。NFTを販売できる機能だけでなく、NFTアートやクリプトアートの価値を技術力で支援するスタジオのような存在として誕生しました。また、アーティストだけでなくアートコレクターやエンジニアやマーケッターが集い、批評性のあるアートDAOとの連携で、独自のエコシステムを構築していきます。
■「TransformArt」の特徴
①アートコレクティブ・チーム
単に作品を販売する場所としてではなく、エンジニア、マーケター、キュレーターなどNFTに精通したメンバーとテクノロジーでアーティストをサポートし、持続的なプロジェクトを実現します。CryptArtやNFTArtに関わるアーティストとチームを組み、知見を共有しながら共創していきます。
②ART DAOとの連携
ART DAOでは、インキュベーションとエデュケーションを導入して、アートを探求する人たちの学び合いや新たな才能を発掘していきます。同時に、批評性のある場として、アーティストのみならずアートコレクターやエンジニアなどが集い、独自のエコシステムを構築していきます。さらに、美大芸大生をメインターゲットに、アワード開催などを通じて次世代NFTアーティストの発掘や育成も行っていきます。ゆめみのマーケティングチームが作品の販売方法やマーケティング手法を提供しながら活動をサポートします。
③アーティストのキュレーション
独自視点でのキュレーションにより、ユーザーはクオリティの高い作品を見つけることができます。信頼性の高い多様性豊かなアーティストや作品が紹介されることで、新しい発見やネットワーク化を促進し、アーティストを含めたアートDAOの活性化を図ります。
■公開日
2023年4月24日
■URL
■第1弾プロジェクト
たかくらかずき、新シリーズ「ハイパー神社NFT」
ヤオヨロズの『拡張子』を神格化した15種類x30色=合計450体の神々のNFT。購入者は『ハイパー神主』となり、迎え入れた拡張子の神々をブラウザ上の神社に祀れるようになります。
■販売作品
総発行数450体(15種類 x 30色)
1stセール:2023年5月21日 10:00〜
1stセール販売価格:0.1ETH +手数料(ガス代)
※AL(優先購入権利)保有者向けに250体販売
※2ndセールは後日発表予定
■『ハイパー神社』への参加方法
TransformArt公式Twitter(https://twitter.com/Transformartxyz)および、たかくらかずき氏の公式Twitter(https://twitter.com/_takakurakazuki)にてお知らせします。
■今後の展開
●フェーズ1 『ハイパー神社』
ブラウザ上の神社は、神主によって神が祀られ、そのURLを公開することによってあらゆる人が参拝できるようになります。もちろん自分でも参拝可能です。祀られた拡張子の神々は、オンラインの参拝者たちの参拝により信仰心が溜まり、16x16pxで描かれたはじめの『明神』形態から、32x32pxで描かれた『大明神』、64×64で描かれた『大御神』と三段階に進化します。神進化形態は譲渡・販売すると最初の形態に戻ります。
●フェーズ2 2Dメタバース『ネオ・トコヨ』
2Dメタバース『ネオ・トコヨ(NEO TOKOYO)』はあらゆる神が集う場所です。2024年に一部が完成し、ハイパー神社の神主(NFT所有者)はアクセスできます。 この2Dメタバースでは自分が所有するハイパー神社の16×16で描かれた『明神』をアバターとして使用し、2Dメタバース上で他のアバターやCPUと会話できます。この2Dメタバースのテーマは『祝い・呪い』。他のアバターと交流することによってさまざまな『祝い・呪い』が伝染します。公開段階では中央の『ネオシマ』だけが存在していますが今後『ネオトキオ』『ネオキョウト』などエリアを拡大していく計画です。
●フェーズ3 『リアル神社』
2025年に公開を目処に直島のホテル『ろ霞』さんの協力を得て、ホテル敷地内に実際の『ハイパー神社』を造営予定。このリアルハイパー神社では、NFTのキャラクターとなったさまざまな拡張子を神々として祀りつつ、NFT購入者の神主のみなさんにも何らかの関連を持たせられるように制作(例:神主のみなさんのアカウントのQRをタイルとしてレイアウトしたり、絵馬を飾るなど)。
■関連リンク
公式Twitter:https://twitter.com/Transformartxyz
公式Discord:https://discord.gg/R5pUaB8FdQ
All Abut TransformArt:https://www.notion.so/yumemi/All-About-TransformArt_202304-53fd418c6c5642b78a2d4998d608b634?pvs=4
■関係者コメント
たかくらかずき氏(Artist)
『ハイパー神社』は僕のコンセプトである『目に見えない神仏や妖怪とデジタルデータの共通点を浮き彫りにする』ことの一環として構想された作品であり、日本特有のキャラクターカルチャーやデジタルカルチャーをNFTを使ってもう一歩先に進めるためのプロジェクトです。NFTを使った現代アート作品として制作し、僕の作品群のひとつとして、キャラクター(神々)や世界観が古の記憶となるまで残ることを想定しています。新たな神話になればいいと思っています。今回はいつものテーマである仏教から神道へと視点をスイッチし、原始宗教・自然崇拝の方法論で現代におけるデジタルの神々を生み出す挑戦をしました。現在までにこの世に存在しなかったであろう拡張子の神々を祀って、あなたのデジタル信仰心を極限まで高めよう!そしてメタバース常世を目指して一緒に旅立ちましょう!
後藤繁雄氏(Superviser)
NFTアートの投機的な盛り上がりが一段落している今こそ、NFTアートの可能性に本格的に取り組む好機がやってきた。僕は20年にわたり「アートの価値生成」のための思考と実践をアーティストとともに進めてきた。このTRANSFORM ARTは、アーティストとプログラマーが協働して、新たな価値あるコンテンポラリーアートを生み出すアルケミーなプラットフォームになる。我々は、NFTアート作品、ユーティリティなどの技術蓄積、DAO形成などを同時開発していくが、それは同時にアートの最も野心的なトリックスターとして旋風を起こすことになるだろう。
吉田理穂(Founder)
現在、NFTアートやクリプトアートとコンテンポラリーアートが融合し、新たな経済圏やDAO、そしてアートシーンが形成されつつあります。この中で、多彩なエンジニアやデザイナーが在籍するゆめみを背景としたTransformArtは「ART×TECH」を駆使することで、この融合を促進する存在として誕生しました。NFTに取り組むアーティストがコンテンポラリーアートの世界で活躍する機会を共創していくと共に、NFTアートが実際の芸術作品と同等に評価されることを目指しています。次世代のアーティストと共に価値変換(トランスフォーム)を進めるためのノウハウや技術を惜しみなく提供するとともに、社会に新たな価値を創造するための実験を積極的に進めてまいります。
■プロフィール
Artist
たかくらかずき氏(Kazuki Takakura)
アーティスト、現代美術家、アニメーション作家。1987 年、山梨県出身。2012年東京造形大学大学院修士課程修了。 3DCG やピクセルアニメーション、3D プリント、 VR、AI、NFT などのテクノロジーを使用し、東洋思想による現代美術のルール書き換えとデジタルデータの新たな価値 追求をテーマに作品を制作している。現在はおもに日本仏教をコンセプトに作品制作を行う。京都芸術大学非常勤 講師。opensea で NFT シリーズ「BUDDHA VERSE」を展開中。
project marketer
なりタイ園長
Pixel Heroes DAO 共同代表 ジェネラティブNFTコレクション「Pixel Heroes Villains」のCo-Founderとして、WEB3ゲームを展開。2023年に大手企業を退職し、NFT活動に専念。京都大学卒。
udon1GO
香川県丸亀市「純手打うどん よしや」経営。 NounishCNPファウンダー、日本NFT情報局運営。うどん屋として多数テレビにも出る傍ら、NFT技術で飲食業の次なる展開を研究中。
uni(川端秀明)
(一財)おもいつむぎ財団代表理事。 現代アートコレクター。全国の小中学校や美術館のない地域に出張で美術館を開催する「1日限りの美術館」主催。 築100年の小学校をリノベーションした「大久保分校スタートアップミュージアム」の館長を務めるかたわら、若手アーティスト育成、デジタルアートの振興に努めている。
Superviser
後藤繁雄氏(Shigeo Goto)
大阪府生まれ。編集者、クリエイティブディレクター、アートプロデューサー、京都芸術大学教授。「独特編集」をモットーに、 写真集、アートブックを数多く制作。坂本龍一、荒木経惟、篠山紀信、蜷川実花などの本を手がける。『エスクァイア日本版』『high fashion』『花椿』などの媒体でのアーティストインタビューは1,000人以上に及ぶ。自身主宰のG/P galleryは、アムステルダムのUnseen Photo Fairをはじめとする数々の国際写真アートフェアに出展し、横田大輔、細倉真弓などの優れた若手写真家たちを世界に輩出した。近年の著書に『超写真論:篠山紀信写真力の秘密』『現代写真アート原論』(港千尋、深川雅文との共著)『アート戦略2 アートの秘密を説きあかす』など。
Founder
吉田 理穂(Rio Yoshida)
NFTアート専門プラットフォーム『TransForm Art』Founder/ 株式会社ゆめみ 取締役(アート組織担当)/出版社でのコンテンツPR、広告代理店を経て、外資系スタートアップの東京オフィスを支援したのち、2017年、アプリ開発を行う株式会社ゆめみ入社。仮想通貨取引アプリ、弱視体験VRなど、多岐にわたる新規事業開発支援を行う。
■Co-Founder
Tadaaki Sakamoto
TransformArt ArtTech Architect.
NOX Gallery(@NoxGallery) – CoFounder & CTO.
Yumemi inc.(@yumemiinc) – PM & ArtOffice & AILab.
Pears NFT(@pears_nft) – Artist & Tech.
ARYZ
TransformArt Planner/Marketer
2021年よりNFTに参加したweb3が大好きなNFTコレクター。デジタル人材のためのメディア『SELECK』のweb3担当。
■Designer
DAN OGAWA
TransformArt Art director
小川 段(おがわ だん)奈良生まれ。 アートディレクター、視覚伝達情報設計室研究員。
デザイン事務所・web制作会社を経て東京御徒町に制作事務所「SONAR」を設立したのち、2016年株式会社ゆめみ入社。電子決済アプリやスタートアップ企業支援、世界向けデザインシステム構築など手がける。その傍ら、デザインを自由な発想で研究することを目的とした視覚伝達情報設計室を主宰。
Tsubasa Tanaka
TransformArt Designer
NFTアート専門プラットフォーム『TransForm Art』Designer/ 株式会社ゆめみ 取締役(デザイン組織担当)
ポートランドに本社があるziba.incの日本オフィスにてUX・UI・デザインリサーチなど幅広い経験を積み、2021年に株式会社ゆめみに入社。 新規事業開発支援やプロダクトグロースの他にWeb3と多岐に渡る支援を行う。
■Engineer
Hajime Nakagawa
TransformArt Front end engineer
株式会社ゆめみチャレンジ取締役 新卒ながらTransformArtのフロントエンド開発全般を担当。一橋大学卒。
Iizumi Kazuma
TransformArt DesignEngineer TransformArt デザインエンジニア。宇都宮大学卒業。東京大学生産技術研究所研究実習生先端技術とデザインの関係を模索。企業の新規事業に多数携わりプロトタイピングを行う。
Eden Community Manager TransformArtのコミュニティ運営をサポート。 2021年よりWeb3コミュニティ、NFTアートのリサーチ業に携わる。 HENKAKUコミュニティに初期から参加。
■ 「Transform Art Lab(トランスフォーム・アートラボ)」とは
来るべき時代の新たなデジタル環境における価値生成を研究・開発するとともに、クライアント向けに実践的なナレッジやサービスを提供していく組織です。
■NFTとは
「Non-Fungible Token(ノン-ファンジブル トークン)」の頭文字を取ったもので、日本語に訳すと「非代替性トークン」。デジタルデータに対して唯一性を付与することができるイーサリアムなどの暗号資産を成立させている電子帳簿技術。あらかじめ契約や取り引きのルールを規定しておくことで管理者を不要にする「スマート・コントラクト(自動契約システム)」や、巨大IT企業などによる中央集権型管理から解放する「分散型アプリケーション DApps」を実現するなど、インターネットのプラットフォームの民主化、透明化に役立つと期待されています。