ユニファ｜保育施設における「販売・集金」をキャッシュレス化する新サービス「ルクミー園モール」を開発
「家族の幸せを生み出すあたらしい社会インフラを世界中で創り出す」というパーパスを掲げ、保育施設向け総合ICTサービス「ルクミー」等を展開するユニファ株式会社。
同社は2013年の創業以来、保育・子育ての領域における社会課題の解決を目指して成長を続け、サービス導入件数は累計で13,000件以上（※2021年11月時点）を誇ります。ゆめみは今回、同社の新サービスである「ルクミー園モール」の開発パートナーとして、立ち上げに伴走いたしました。
クライアント
ユニファ株式会社
プロジェクト詳細
「ルクミー」は、AIやIoT等の最新のテクノロジーを活用することで、子どもともっと向き合う豊かな環境を整える保育施設向け総合ICTサービスです。
保育施設での日常の様子を保護者へ写真や動画で伝えられる「ルクミーフォト」や、園児のお昼寝（午睡）を見守る午睡チェック用センサー＆記録アプリ「ルクミー午睡チェック」など、フォト事業とヘルスケア事業、業務効率化事業の三つのカテゴリーで、合計14のプロダクトを提供しています。
そんなルクミーブランドに2022年7月に新たに加わったのが、「ルクミー園モール」です。保育施設における「販売・集金」をキャッシュレス化することで、施設運営者および保護者の負担を大幅に軽減します。
ユニファでは、スピーディな新規事業開発を目的として2020年に立ち上がった事業開発部が本プロジェクトをリード。ゆめみは開発パートナーとして、要件定義からUX/UI設計、サーバーサイド及びフロントエンドの開発まで、幅広い領域に関わり、サービスの立ち上げに伴走させていただきました。
本サービスの開発にあたっては、ユニファが大切にする保育現場における「リアルな声」が起点に。全国12ヶ所にある「モデル園」様を中心としたユーザーヒアリングやテスト導入を通じて、具体的なユースケースを定義しながら機能開発を行いました。
ユニファ株式会社 ご担当者様の声
ユニファ株式会社
ビジネス本部・事業開発部
部長代理 嘉数 啓 様
小澤さくら 様
嘉数：ユニファは、ユーザーさんの声を非常に大切にしています。プロダクトの導入から使い方のレクチャーまで伴走する中で、ユーザーさんとの接点をたくさん持っていますが、その中から新機能や新サービスのアイデアが見つかることも多いです。
ですが一方で、ユーザーさんが抱える課題やペインの種類は保育施設の数だけあります。業務フローや運用方法は施設ごとに全く異なりますし、実装が難しいような非常に細かい要望をいただくことも多くあります。
その中でゆめみさんは、我々が作りたい機能に対して「これはどういう背景ですか？」「どういう意味がありますか？」と、ユーザーさんの課題ひとつひとつを背景から理解しようとしてくださったのがありがたかったです。「それだと納期が難しいですよ」といった点もストレートに指摘していただけたので、「これは開発せずに運用で対応しよう」といった判断の材料にできたことも助かりました。
加えて、スケジュールや工数が限られている中で、納期には絶対コミットしていただけていたので、非常に良かったなと思っています。
小澤：ゆめみさんには色々と苦しい調整もお願いしてしまったのですが、ご対応いただき感謝しています。また、リリース直前になって実感したのが、ドキュメントをかなり細かくまとめていただいている点です。
私自身は過去に別の現場で内製の開発に関わることが多かったのですが、当時の現場ではドキュメンテーションの優先度が下がりがちだったんですよね。今回ゆめみさんは、テーブル設計から何から、本当にしっかりドキュメントをまとめてくださっているので、さすがだなと。
これから「ルクミー園モール」を運用していくにあたり、社内システムとの接合等をスムーズに実施するためにも、園モール側の情報を社内に展開していくことが重要になります。もともとは都度、ゆめみさんに聞く必要があるのかなと思っていましたが、全部ドキュメントにまとめられていたので、このまま社内共有ができる状態だったんですね。こういった点も含めて、全体としてとても安心感のある対応をしていただきました。
サービス分類
・UX/UI設計
・ディレクション/デザイン制作
・Webアプリケーション（ECサイト）開発
ソリューション
開発言語：PHP Laravel、React
デザインツール：Figma
AWS：ALB, Amazon ECS, AuroraRDS, Amazon ElastiCache
サービス情報
提供サービス
